ドイツの大学1学期目が終わったのでいろいろ語ってみる

こんにちは!cokeです。

久々です、ブログの下書きのところに、思いついたネタが20個くらいタイトルだけ大雑把につけて放置されております。ネタはあるにはあるのですが、まとまって集中できる時間が取れず放置していました。来セメスターは週に1本くらいのペースで更新していけたら良いなと思っています。

と「来セメスター」という単語が自分の口から出てくるくらいに「今セメスター」がほぼ終わりを迎えてきました。

僕にとってはドイツの大学生初めての学期で、いろんなことが分かってきました。今回は実際ドイツの大学正規で入学してみて、1セメスター目はどうだった?をテーマに良かったことや、愚痴なども含めて自由にだらだら書いていこうと思っています。

現実はこれですよっっと!みなさん!!笑

 

まず簡単にまとめる

色々思うところ、感じたこと、経験したことが多すぎて、すでにこの記事が長くなりそう。。。と自負しているので、そんなの読みたくない。という人のために初めに簡単にまとめておきます。

というかtwitterで簡単にまとめてツイートしようと思ったのだけれど、なんとなくスッキリしなかったでブログという形で字数に縛られず自由にここで書いています。

自身のtweetを引用するとこれ!

すごーく簡潔にまとめるなら、こんな感じ。こりゃいけそうだわって面とこりゃやってかなきゃいかんなあっていう部分どちらもあります。

ここからは一つ一つ詳しく書いていきますね。

ドイツ語できない問題。

普通にドイツ語ができないと感じました。ドイツ語を非母国語として扱っている人たちの中だとひょっとしたら自分のドイツ語能力は上の方に属するのかもしれません。そしてもちろん大学に必要なレベルであるDSHも持っていますが、ドイツ語ができなさすぎて苦労しました。

普段の授業でギリギリなのに、授業外での友達とのグループ会話はこんな感じなので、結構メンタルやられかけてる時期もありましたね笑

正直DSHなんか持ってても、それはドイツの大学に入れる最低限の言語能力があるよ、ということを示すのみで別にドイツ人と同じように授業を理解するなんか不可能ってことをを(当たり前なのですが)思い知ります。

かといってDSHで勉強した単語なんかはそんなに僕の分野では使われませんでした。DSHくらい乗り越えられないと、分野関わらずドイツの大学ではやっていけないよってことなのかな?と思えます。

もちろん外国人の留学生は僕以外にもたくさんいて、彼らも初めはそれに苦しみながら乗り越えていくわけです。

現に僕は最初はちんぷんかんぷんだった数学用語(そもそも分数は分子ー>分母の順番で言ったり、いろんなものがちょっとづつ違う)も慣れてきて、言われる分には分かるようになってきたし、文系の科目も語彙を少しづつ覚えてしまえば、案外理解できちゃうことが多いということもわかりました。

今学期は、「レポートを書く」みたいなのはそんなになかったのですが、最終的にはBachelor Arbeitで何枚もドイツ語を書かなければいけないので、書く練習は今のうちからしておく必要がありますね。

いずれにしても、慣れと継続でどうにかなると感じられました。

ドイツの大学のシステム複雑すぎ問題

これは大学や所属する学科にもよるのでしょうが、僕の場合はベルリン自由大学とベルリン工科大学が共同で運営している学部の特性上、2つの大学に学籍登録しなければなりませんでした。

それぞれの大学に「履修申請システム」・「テスト申請システム」等々というものが存在するので、履修登録するだけでもいろんなウェブサイトを行き来しなければならないです。

TUなんかは「工科」大学ですが、このようなシステム面に関してはちゃんと設計して作られている感は全くなく最初のうちはどこに何を登録すれば良いのかマジで分かりません。サイトによって書いてあることが違うこともあるし。笑

チューターの登録はMosesというサイト、テスト登録はQUISPOS、履修管理やシラバス関連はMyDeskへ(授業によってはそれ専用のサイトとかある)とそれぞれ独立したサイトで調べていけばならないのです。ちょっと油断すると何かに登録し忘れて来季以降でなければ単位が取れないみたいな状況は全然ありますし、初めのことはよく分からなさすぎるので合っているのかどうか不安に駆られます。

こんな時はもうドイツ人に頼るしかありません。とりあえずドイツ人と仲良くなっておけばどうにかなります。

現に僕は同じ学科の人と家を見つけてシェアハウスしていますし、シェアメイトのお兄ちゃんは同じ大学の上級生なのでいろいろ情報を手に入れるのが容易で助かりました。彼抜きでは何かしらミスってたんじゃないかなと思えちゃいます。

慣れてしまえば、大したことはありませんが最初は普通に不安でした。

理系科目の内容はそんな難しくない

これまで日本語でしかやってこなかったことをドイツ語という違う言語でやるということは決して簡単ではなかったのですが、やっている内容に関しては別にむちゃくちゃ難しいってことでもなかったです。

日本とドイツには教育順序の違いが若干あるので、日本の高校でやるような内容が第一セメスターで出てくることもあります。言語ではハンデがあった分、内容はそんなに難しくなくてドイツ語を勉強するには良い感じでした。

たまにドイツ語でよく分からないなーって思ったことを日本語で検索してみると出てきたのが東大・京大の授業資料しかない。みたいなこともあったので、やっている内容は日本のトップ大学のそれと同じなんやと思ったり。個人的には編入はともかく一般入試で東大に実力で入れる気がしないので最初はちょっと嬉しかったりしました。笑

でもそんな内容は一部で、ほとんどは日本の大学の理系と変わらないと思います。日本で旧帝大入るくらいであれば超余裕だと思います。

ここにも書いてありますけど、高専で習ってる数学と世界的に有名なETHとかMITでやってる内容変わりませんからね。

こちら

もちろんスピードとか学習の深さなどは違いますけど、やってる内容自体は変わらないんです。

そういう面では自信を持って良いと思えました。あ、でも調子は乗りすぎないように笑

文系科目は外国人には難しめ

理系科目に対して文系科目は外国人には難易度高めだと感じました。もちろんドイツ語の問題がありますけど、それを除いても単純に日本の文系よりも質が高いのではないかなと思います。

必修科目として「コミュニケーション・マスコミ・ジャーナリズム論入門」みたいな文系の授業を取っていました。そこにはたくさんのコミュニケーションモデルやマスコミなどで統計的に導き出された法則・原則・社会心理学用語を学ぶのですが、スライドには箇条書きでそれについて書かれている場合が多いので、よく分からない場合があります。そこで自分でそれについて検索してみるとWikipediaのサイトなどが出てくるのですが、そもそも日本語のページがなかったり、日本語のページだと情報量が圧倒的に少なかったりみたいなことがよくありました。

例えばAgenda Setting Approachという「大衆が重要視するテーマはマスメディアが操作できる(極端にいうとです)」という社会心理学・マスメディア用語があるのですが、それは圧倒的にドイツ語の情報量が多かったり、Knowledge gap hypothesisという知識の差は時間が経つにつれて大きくなっていき、それはコミュニケーションの円滑さにも影響を及ぼす的な理論に至っては日本語のページはありません。

でもほとんどの内容はよくよく考えれば「そうだわな」って話で、おそらく日本の文系でもこのようなことは勉強しているのではないかと。でも大きな違いはこれらを体系的に学んでいるか否かという部分だと思います。

つまりドイツの方がそれをより学問として捉え、細かく分類化・法則化しており、それに基づいた文献をとにかく読んで知るという作業が多いです。日本もドイツ同様いろんなことをその国の言葉で勉強できる数少ない国なのでそれはすごい良いことだと思いますが、この点においては ドイツ>日本 かな、と感じました。

学問が体系化しているということはそれ用にたくさんの用語があるということでもありますので、そりゃ母国語でもヒーヒー言っている人がいるのに外国語で学ぶ人はもっときついです。

文系学部をドイツでやってる人には頭が上がりません。本当にすごいと思います。

一緒にDSHのテストを受けた人で文系の学部に進んだヨーロッパ出身の友達が何人かいますが、みんな相当苦しんでいるようでした。

ドイツの大学卒業率やっぱ低すぎ問題

これは一般的に言われていることですが、「入学簡単で卒業難しい」は事実です。

例えばプログラミングの授業なんかは履修登録時点では最初に1500人超いました。最初の2週間にあったC言語の集中コースの最終課題をクリアしたのが約1100人この時点で400人脱落。そして最終的に筆記テストまでたどり着いたのが800人。みたいな感じです。

この科目は筆記テストまでたどり着ければほぼ合格できるようなテストなので、最終的に残ったのは約800人です。つまり当初の半分弱落ちていることになります。

今回落ちた全員が退学しているとは言えませんが、様々な学科で必修科目として指定されており、この単位がないと卒業できないことが多いのも事実です。日本に比べたら脱落率は半端ないんじゃないでしょうか?

これは単純に課題とかの難易度だけではなく、ドイツ人の考え方にも起因しているので一概にドイツの大学スパルタすぎるとは言えない。と個人的意見を持っています。というのも、いわゆる日本みたいな入試がないので、大学自体にそんな思い入れがない+ドイツの大学は学費は実質タダで、自分に向かない。と思ったらとっととやめちゃう人たちが多いのです。

加えて、高校の成績がむちゃくちゃよかろうが悪かろうが、高校卒業試験に「合格」さえしていれば入れる学科というものが存在しており、極端に言い換えれば地方国立合格レベルの人が大学で東大の授業受けるみたいな状況が作り出されてしまってるのも事実です。

だから卒業率は低いけれど、ありえないくらいの量を出されている訳でもなく、それなりにやればちゃんと残れると考えてもらって良いと思います。

もちろん、本当にきつい学部・大学もありますけどね。笑

ベルリン家探し難すぎ問題

詳しくはこちらの記事を見てもらえば良くわかるのですが、大学入って少ししてからベルリンで住める家を探していました。

というのも、ベルリンに引っ越して最初に住んでいたのは3ヶ月の短期のWGだったからです。12月から家がない状況だったのでそれに合わせて10月中旬から家を探していました。

学生寮を使えるのが学生の特権だと思うのですが、ベルリンに関しては最低でも6ヶ月待ちとかで立地もいまいちみたいなことが多いです。

そのため、ドイツ人の友人と家を探すことに決めたのですが、学生で安定した収入がないので家を借りるってことはむちゃくちゃハードルが高くて、他の希望者で収入が安定してあると勝ち目がありません。てことで時々授業サボったりしながら常に探しまくっていました。運良くそれなりに良い物件が見つかって引っ越せることになりましたが、管理会社が色々ミスって入居日が1週間遅れて、初めの3週間キッチンなし、4週間Wifiなしという生活を送る羽目に。

Wifiなしで仕事も勉強もうまくできないし、冷たいものばっか食ってても生きてけるドイツ人とは構造が違うので(ちょっとバカにしすぎました、すんません)、キッチンなしは精神的にきます。

学生生活を送る以前に、一般人として生活を送ることが危うくなった時に、海外に住む難しさみたいなのを強く感じた気がします。

こういう今まで普通にあったものがない!みたいな状況に追い込まれるとその上に成り立ってる学生生活とかままならなくなるので、ある程度は妥協をしつつ、うまくやりくりしていくことが重要だなと。

まとめ

ひとまずこんな感じですかね。

  • ドイツの大学卒業したらどうするか。どうしたいのか。
  • そもそもドイツの大学に入って正解だったのか。
  • 卒業までにやりたいことは何か。

みたいなことも1セメスター目で若干要領を掴めたため、考える余裕が出てきました。

これに関しては時間見計らって書きたいなと思っています。

ドイツの大学に関すること、コメント・個別メッセージ・そして記事の要望も受け付けておりますので、何かあればご連絡ください。

それでは!

  • コメント: 2

スポンサーリンク





 

関連記事


コメント

    • ich lerne Deutsch
    • 2018年 3月 21日

    こんにちは!
    二つ質問があります。
    私はTU Berlin の informatik に入学したいと考えています。(他にも検討しています。)

    ①http://www.studienberatung.tu-berlin.de/bachelor/
    ここにはkein NC とありますが、これは留学生(Non-EU student)にも適用されるか?
    ②もし、適用されるのであれば、留学生枠数制限が存在するのか?

    cokeさんの情報はいつも僕にとって貴重で参考になっています。
    返信待っています。よろしくお願いします。

      • 1color
      • 2018年 3月 24日

      コメントありがとうございます。そしていつも読んでくださってありがとうございます。

      TUのInformatikについてですが、留学生もそうだと思います。留学生枠に関しては詳しく書かれていませんが、Informatik断られたということは聞いたことがありません。NCの学部だと外国人のNCラインが明記されていることもあるため分けられますが、Ohne NCの場合は大学出願資格を満たす=大学に入れる。と考えてもらって大丈夫だと思います。

      僕はMedeininformarikというNCの学部所属ですが、取っている授業の半分(かそれ以上)はInformatikと同じです。もし入学ができたらぜひ大学で会いましょうね^^

      応援しています!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. ベルリンで流行りのシェア原付サービス「COUP」を利用してみ…
  2. ドイツの大学入学を検討する時に頭に入れておきたいリスク
  3. ベルリン大学生の1ヶ月出費、大公開!
  4. ドイツの大学1学期目が終わったのでいろいろ語ってみる
  5. 仮想通貨を使って日本からドイツにお金を送金してみた
スポンサー
PAGE TOP