ドイツの大学生活第4セメスターの様子はこちら!

こんにちは!cokeです。

ドイツの大学生活4セメスター目始まりました。(いや4月始まりなのでもう1ヶ月半くらい過ぎています笑)

ブログやTwitter、インスタグラムからよくドイツ留学について問い合わせをもらうのですが、なかなか量も増えてきて、全部返せないのと、ドイツの大学生活についての様子をブログで書いてくださいってリクエストをもらうので、今後毎セメスター毎に書こうと思っています。(いっつもこんなこと書いていますが笑)

4セメスターの位置づけ

何度もなんども言いますが、ドイツの大学のほとんどの学部はスムーズに行くと6セメスター=3年で修了することが可能です。4セメスター目が始まるってことは実質大学生活の半分が終わり後半戦の始まりっていう意味になります。

でも、6セメスターで終わらないひとの方が多いと思います。詳しくは下の記事から!

ドイツの大学生活半分が終了したので、振り返ってみる。 データでみるドイツの大学生事情のリアル!

大学・学部・そして個人の状況によって千差万別なのはもちろんですが、僕の場合は「必修のモジュールがほぼ終わったので、ようやく好きなことを学べる」となる時期と言えます。

というのも過去3セメスター目は、学部が指定している必修科目をほとんど取っていたので、そもそも取る授業に選択肢がなかったし、基礎的な部分を固めるみたいな要素が強かったです。

もちろんドイツ語メインたまに英語でやっていたので、そこの部分での難しさからいまだにしっかりと抜け出せてはいませんが、難易度的にはそんな高くないことやっていたと思います。(冷静に考えると。。。笑)

そりゃ課題とかテストとかで成績に差をつけさせるような問題なんかは無茶苦茶難しかったりしますが、結構な部分は高専で軽く触れていた部分の復習という感じであんまり面白くなかった。っていうのが本音です。

今学期から選択必修のモジュールになり、ある程度専門的な内容を自分の選択で選べるようになります。なので、コンピュータサイエンスの学生として専門性をつけるのはここからがやっと始まりみたいな感じです。

取っている授業

今学期取っている授業は4つです。5つ取りたかったけどいろんな事情があって取れなくなってしまいました。(後で書きます)だいたいですが1学期に5つのモジュールを取り続けると、さっきいった6セメスターで卒業できます。

Cognitive Algorithm

まずは選択授業で絶対取ろうと決めていたモジュールです。単純にいうと機械学習とか統計モデルとかを学ぶ授業。今何かと話題となっている「AI」の原理であるニュートラルネットワークとか深層学習・機械学習の基礎をしろうってやつです。延長戦でデータサイエンスとかが候補に上がる分野です。

パーセプロンとかから始まってかなり原理の部分を学べるので、良いかなと思っています。習ったセオリーをPythonで実装する課題も出されているので、実装面でも学べます。しかしやっぱ原理の部分は統計・線形代数の知識がフルで出てくるのでちょっと難しいなと感じることも多いです。

ちなみにこの授業は一部のマスター(修士)専攻の人たちも受けられる授業なので、全て英語で実施されています。ドイツの大学に入ってから初めてのフル英語授業でちょっと慣れないこともありますが、ぶっちゃけ普段読んでいる資料とかが英語だったので、むしろわかりやすいレベルです。

Informationssysteme und Datenanalyse

データ構造を勉強する授業です。データモデリング・アプリケーション設計の基礎的な理論を勉強しつつ、最終的には、SQLとかできるようになろうって授業です。

この授業、僕の学部は選択必修モジュールの一つですが、他のWirtschaftinformatik(経営情報学)とかの人たちは必修モジュールになっているので、すこぶる履修人数が多いです。

データベースとかにはそこまで興味がないのですが、こういう設計を知っておけば、例えばUIデザインとかやりたいときにデータのやり取りとか含めて設計が可能であったり、ここら辺はコンピュータサイエンス学生なら知っておくべきだよねって思ったので、取ることにしました。

仮に将来起業したいとか起業に参画するとかなった時に、拡張性のあるアプリケーション開発とかできたら嬉しいですしね。

ちなみにこの授業はドイツ語です。なんなら教授はウクライナ出身でPhdからドイツなので、ドイツ語は確実に母国語ではないと思うのですが、ドイツ語で授業しています。

Quantitative Inhaltsanalyse: Berichterstattung über Krisen und Konflikte

僕の学部、Medieninformatikは「コンピュータサイエンス」と「メディア・コミュニケーション学」を並行してやろうという学部です。前者はそれ系分野が強いTU Berlinで、後者は社会科学強いFU Berlinで授業を取っています。(上二つはTU、ここから先のモジュールはFUです)後者を学ぶ授業がこちら。

セミナー形式のモジュールで、6人1グループで、テーマを決めてそれについての内容分析(メディアの報道する内容を、客観的かつ数量的に分析するための研究方法)をチームで行う授業です。僕が選んだセミナーは”災害や危機についてのメディア報道”の内容分析を行うものです。

もう授業が始まって1ヶ月経つので、テーマも決まりリサーチの段階になってきています。僕らのグループのテーマは「Wie wird Angela Merkel im Kontext der Flüchtlingskrise in deutschen Berichterstattungen in den Jahren 2015 und 2018 bewertet?」で、難民問題をテーマとして扱っています。

日本語で簡単に紹介すると、(民主主義の原理上大多数の民衆が望む決断をするべき)メルケル首相の難民問題に対する政治的判断は、ドイツのメディアにどう評価されているのかを、難民危機の2015と2018(最近)で比べてどう変化しているかを見てみよう。ということです。具体的には、右派・中立派・左派のドイツメディアを2つづつ選択し、彼らの報道について特定のワードを検索することで、変化をみるということをやっています。

6人中僕以外はもちろんドイツ人で、僕自身そんなにドイツのメディアのことなんか詳しくないので、ドイツのドイツに対する報道の実態を学びながら、外国人というアドバンテージを考慮の上で、数値統計の部分とか自分の強みでチームに貢献できれば良いかなと思っています。

テーマ的には正直いうとこれまで全く興味のなかったことですが、この調査プロセスは良く社会科学系のアカデミック研究で用いられる手法で、このような論理的なプロセスを実践的に学べることは、いつか社会に出たとき役に立つのではないかと思っています。

Einführung in die Wahrscheinlichkeitstheorie und Statistik

これは単純にいうと統計学の授業です。社会科学の研究(上であげてた内容分析とかなおさら)するなら理論とかはもちろん重要だけど、統計できないとせっかく集めたデータをうまくまとめる・使用できないよね。って感じでやる、必修科目です。

僕が普段一緒にいるMedieninformatikの学生は(コンピュータサイエンスの比重の方が若干重いので)普段から数学やってるし、なんなら1年目は線形代数・解析学と数学づくしだったので、統計というか数学一般的に抵抗がないです。しかしKommunikationwissenshaft(コミュニケーション学)を専攻でやっている人たちはかなり抵抗あるようで、全然難しいことやってないのに、数字が出てくると「はい、もうダメー」みたいな人が結構います。

日本でいう文系・理系の感じどこでもあるもんです。そういう違いを知れるのは2つの大学に所属している自分ならではなのかなと思ったりします。

今学期取っている授業はこんな感じです。授業自体は多くありません。しかし課題はそもそも授業で触れた内容を自分で深く掘っていかないとできないものばかりになってきたし、ゆうてやっていることなんて、それを専門でやっている人からすれば基礎中の基礎な訳で、深く行こうと思えばいくらでも掘れます。その奥深さに絶望しつつ、自分が強みとしてもてる分野はどれだろうと未だに模索しています。

起こってしまった問題

実は今学期本当は5つ取るつもりで計画を立てていたのですが、結局4つになってしまいました。なぜなら、一番取りたいと思っていた「Applied Computer Vison」という画像処理を学ぶハードウエアも使ったモジュールを取れなくなってしまったからです。

人数制限が40人、履修希望者200人越えで抽選になるよってことを、チューター登録申請が終わった新学期2週目に伝えられて、抽選から漏れたため取れなくなりました。(これには流石に他の学生もブチギレてました。僕の確認ミスというか、単純にモジュール運営側のオーガナイズ不足)

他の授業を取ることも考えましたが、取りたいと思える他2つの選択必修科目は全て他の授業と被っていて、もう取らせる気ないんかと思ってしまうぐらい運が悪く、諦めました。

まあやるしかないでしょ

一番取りたかった授業取れなくなってしまって、しばらく大学へのモチベーション下がりまくり、授業いってもそんなに聞いていないみたいな状況が多かったですが、最近はようやく大学の価値を自分なりに見いだすことができて、できることに集中し始めています。

実際時間にゆとりがあるので、現在は夏から始めようかと思っている企業でのインターン(パートタイム学生)への応募準備やさらなるスキル学習、そしてカメラや写真でもっと成果が出せるように時間を使っています。

そこらへんについても今度書きますね。

ということで4学期目の紹介でした。質問とかあればTwitterで質問してください。そうするとみんなに見えるように回答ができるので!でもプライベートなものは個別メールで受け付けています!

 

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