どうもcokeです。
かくいう私も計6年間籍を置いた高専を17日卒業しました。
2週間前から始まっていたドイツ語コースの授業に間に合うように渡独してしまったので、残念ながら卒業式には参加できませんでしたが、ひとまず、卒業確定していない状況でドイツに来た中、卒業できたことに安心しています。
ということで(誰得になるのかわかりませんが、自分の中での考えを整理するためにも)これから何回かに分けてこの高専6年間を振り返ってみたいと思います。
私の在籍していた「高専」を進路選択の候補の中に入れている中学生もいれば、高専ってどんなところかそもそも知らない人などたくさんいると思います。そんな人たちが読んでちょっと参考になればよいかなと。
注意:高専を卒業したのである程度高専については理解していますし、思うところは色々あるのですが、なんせいわゆる普通高校や普通大学には通っていないので、「あれ、これは高専だけじゃなくて普通高校もそうだよ」ってなる可能性もあります。ご了承ください。
それでは、まず第一弾として「なぜ高専を選んだのか?」ということから始めたいと思います。
高専ってなに
高専とは簡単にいうとこんな学校です。
「高等専門学校」の略称であり、高校と短期大学が合体したような学校で5年(商船に関する学科は5年6カ月)通う学校である。
詳しくはこちらのサイトで説明されているので参考にしてください。
中学時代
私は神奈川県横浜市のとある公立中学校に通っていました。中学3年生になり高校など将来の進路について考えつつある時期、当時の自分にとっては悪いニュースが親から伝えられました。
「高校受験のタイミングで愛知県に戻るから、高校は愛知県内ね」
私、生まれも育ちも愛知県名古屋市なのですが、親の転勤で小学校6年生から横浜に住んでいました。このタイミングで愛知県に戻らなければならなくなったのです。
当時の中学校の同級生はいずれもみんな尊敬できる人が多く、このまま横浜の進学校にでも行きたいと思っていた状況だったので、本当に残念に思った記憶がしっかりあります。
愛知県受験日が遅すぎた
愛知県でもとりあえずは公立高校に焦点を当てていろんな高校を調べていたのです。もちろん過去問、受験の方式なども見ました。そこで気付いたのが、愛知県の公立高校受験が卒業式の後に行われるということです。
当時の僕はこれだけは絶対に避けたかったのです。
というのも僕の通っていた横浜の中学校は横浜市の高校受験一般入試が終わり、合格発表がされるまでの1週間完全なパラダイスweekが企画されていたからです。
金曜日->合格発表のため自由登校
親の一言で高専の存在を知る
調べてみると、
- 「最初から5つの学科に分かれていて、みんなが大学受験の勉強している時から専門的な勉強ができる!」
- 「一般教養と専門のテストだけで、国公立大学に編入が可能!(大学により、制度は異なる」
- 「日付が被らなければ、複数の国立大学の受験が可能!」
- 「(豊田高専)は1年間の海外交換留学も盛ん!(年に20-30人は余裕で行く)」
- 「(最初の1年はほとんどの生徒が)寮生活をする!」
- 「英語表記でToyota National Institute Technology ! かっけえ!!!(現在は、National institute technology, Toyota college) 」
- 「そして、合格発表日も推薦なら1月後半、一般でも2月後半に終わるので、パラダイスweek楽しめる!」
おっしゃ、これ最高じゃんという感じでとりあえず、推薦で入試をすることに決めたのでした。
本当に、なんだこの理由って感じです、今思えば。みんなが普通高校にいき、The王道ルートを辿っている中、15歳にして、とりあえず別路線を歩み始めたのです。(その当時は知る由もなく。。。)
高専を選んだのは「望んでいたのではなく、止むを得ず選んだ」という選択肢の方が正しいかもしれません。
こんなんであっさり受験ー>入学をしました。