在学しているベルリンの大学を紹介します。

こんにちは!cokeです。

ドイツ他大学は今週の月曜日から講義があるらしいのですが、ベルリンの大学は講義が本格的に始まるのが一週間遅く、今週がEinführungswocheと言ってオリエンテーション期間でした。大学のメールアドレスや学生証を手に入れて、履修登録だったりいろんなことがどんどん始まってきます。

そこで、一度私が在学する学部と大学について紹介してみます〜!

在学する学部

略語紹介
FU Berlin = (Freie Universität Berlin)ベルリン自由大学
TU Berlin = (Technische Universität Berlin)ベルリン工科大学

私は、FU BerlinとTU Berlinが共同で運営しているMedieninformatikというちょっと特殊な学部に所属しています。Medieninformatikはコンピュータサイエンスとメディアコミュニケーション(ジャーナリズム)が組み合わさった学部みたいなものです。

Informatikに関してはその分野に強いTUで授業や演習そしてテストを行って単位をとり、Medienkommunikationに関してはどちらかというと文系要素が強いので、FUで授業を受けることになります。

出願情報

出願情報を一応書いておきます。2017年の出願(私の経験)ではTU・FUどちらからも出願が可能で、双方から出願することが可能です。日本人の場合はUni-AssistHochschulstart.de を通しての出願になります。と言ってもこれまでにここに所属した日本人はいないと思います。そもそもTUで正規学生自体ほとんど聞きません。

定員はFU側からは20名、TU側からは公表はされていませんが60名程度です。TUのInformatikの学生数が1年で800人近くいるということを考えると非常に人数が少ない学科です。そのため少ない人と深く関われるようになるのが特徴。

ちなみにNC(入学制限)があり、FU側は443名の出願で外国人の場合のNCは1.5、TUは公開されていませんが、これより少し低いくらいかなと思います。

それでは学科紹介はここら辺にしておいて大学の情報です。

TU Berlin(ベルリン工科大学)

ベルリンの西の方に位置するでかい大学で最寄駅はU2のErnst-Reuter-Platz。

生徒数は22.000人程度で、男女比は65:35くらい。留学生も全体の25%くらいいます。

大学の世界ランキングは92位でトップ100入り(TIMES higher education調べ)。一昨年くらいから急激にランクを上昇させて、名門と言われるトップ100入りを果たしています。QSのランキングでは若干トップ100からは漏れていますが、コンピュータサイエンスに限って言えば50-100の部分に入っています。

この大学世界ランキングは大学側も意識しているらしく、最初の全体オリエンテーションのプレゼンで校長先生が、堂々とこれについて話していました。

こんな情報はここまでにしておいて、TUの感想は人が多いってことと外国人が多いってこと。あとちょっと愚痴になりますが大学の運営があんまりよくないってことです。

今まで高専という超狭い空間にいたので、全てがでっかく見えます。講義室もでかいところがたくさんあるし、そもそも敷地が大きくて、たくさん建物がひしめきあってるかつ、その建物いろんな場所にカフェテリアなり食堂が入っている。Wi-Fiもどこでも繋がるし。

いや、こんなの日本でも当たり前だよって言われるかもしれませんが、高専は決してそうではなかったので、とりあえず楽しいです。

この大学はできることの選択肢が多い。上級生は「この大学でできる全てのことを知ってる学生なんて誰一人いない」と言っているくらい、選択肢がむちゃくちゃあります。

EUの大学というだけで、かなり簡単にEU間の大学への留学もできちゃうし、インターンも豊富。学生起業している人もいるし(僕の学科に限って言えば2セメ目にあるチームワークの授業であるグループが開発した医療用の予約管理システムをいろんな病院に売り込んで稼いだなんてことも話してました)

やれることなんていくらでもあるんだなあ、って。

大学のプレジデントが言っていたように、この環境を精一杯使い倒せるよう頑張りたいな、と思っています。

FU Berlin(ベルリン自由大学)

これはTUから南の方に電車で20分くらい走ったdahlemという郊外にある大学です。

生徒数はTUよりも多く約33,000人、そして留学生の割合は21%で国内屈指の国際色豊かな教育機関です。

大学の世界ランキングを見てみても、TUより少し上くらい、80位台でこちらもかなり名門です。人文科学部門に関しては世界ランキング22位でヨーロッパ内ではオックスブリッジについで第3位ってな感じ。

ちなみにHLABで知り合って友達のハーバード卒業生がマスターでくるくらいなので、評価は高いと思っています。

日本学科があって、それなりに日本語ができる・興味がある人が多い模様。日本からの交換留学生も結構いるって聞きました。

面白いのは、人の雰囲気が全然違うってこと。大学のあるDahlemはベルリン郊外と言われる部分で都市部に比べたら圧倒的に緑が多い。田舎な感じがします。

都市部にあるフンボルト大学に比べたら極端な話、都市部の洗練された学生と、田舎の髪もさもさな学生って感じ。ポジティブに言い換えると、ゆったりしてヒッピーな雰囲気が漂っています。自然食派みたいな人も多くいて、大学内にビーガンカフェがあったり。

今のところ週に1回しかFUで授業がないので、まだ完全に把握しきれていませんが、静かで図書館もかっこよくて食堂もそれなりに美味しいので勉強しやすいかなって思います。

こんな感じで大まかな大学紹介は終わりにしておきます。

来週から本格的な授業が始まりだー。

それでは!

  • コメント: 10

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コメント

    • NR
    • 2018年 3月 08日

    コンピューターサイエンス学科には、元々文系学部だったという人はいるのでしょうか?  
    というのも、自分は現在今年の春から3年生になる文系大学の学生なのですが、卒業後ドイツのコンピューターサイエンス学科に学部生として入りなおそうかと現在考えております。 
    かねてより、ドイツ移住が夢だったので少しづつドイツ語は勉強してきており、現在4月のB1の試験に向けて勉強中なので、語学面はなんとか間にあわせることは可能だと考えています。
    しかし、自分は文系学生であり、かつ海外の理系は卒業が難しいということで授業についていけるかどうかが非常に心配です。 (ある程度のプログラミングなどの基礎知識はこれから渡独までの2年程度で学んでおくつもりです) 
    唐突の質問で申し訳ないのですが、ご意見聞かせていただけると幸いです。 
    よろしくお願いいたします。

      • 1color
      • 2018年 3月 09日

      コメントありがとうございます。
      ドイツの大学は日本に比べると圧倒的に「大学をやめる」のが気楽で、専攻を変えたりするのも容易ですので、中には文系ー>理系という人もいるとは思います。しかし僕自身が大学で直接知っている人でそのような人は残念ながら知りません。(化学や生物を一度やってみたけれど違うからコンピュータサイエンスにきたっていう人はいます)やはり、ギムナジウムの時代から数学などの理系の科目をやっている人がコンピュータサイエンスにはきているイメージがありますね。

      プログラミングはとりあえずC言語(関数宣言などの初歩の初歩からリスト・データ構造体・及びそれらを用いたソートアルゴリズム)が理解できていれば第一セメスターは相当楽になるはずです。コンピュータサイエンスと言っても、コンピュータのことばかりやってるわけでもなく、最初は数学などの基本的な学問が必修なので、数学はある程度できる必要があります。僕はもともと日本の高専で理系だったので、数学・プログラミング自体には今のところそこまで苦労していません。(問題はドイツ語です笑)もしNRさんがそこまで数学に関して苦手意識がないようでしたら全然可能だと思いますよ。もし苦手でもおそらく日本でいう高校の範囲から始めるはずなので(触れるだけ触れる。という感じでスピードはそれなりに早い)、授業をしっかりと聞いて復習する気があればついていけるはずです。

      回答が参考になれば幸いです。

    • Tomcat
    • 2018年 6月 02日

    入学方法について質問です。

    今年、日本の大学を卒業して、もう一度ドイツの大学に入り直そうかと考えています。候補にベルリン工科大学(機械工学部)も考えています。

    その上で、大卒の場合はドイツ語のレベルと高校の成績だけが問題になると思いますが、間違いないでしょうか。また、NCについてですが、どれくらいの成績が要りそうですか。

    お手数ですが、よろしくお願いいたします。

      • 1color
      • 2018年 6月 02日

      コメントありがとうございます。

      基本的に一番最近の成績をみられることになると思いますので、高校の成績ではなく大学の成績を提出することになります。また学士を持っているなら専攻を変えない限りマスター入ることもできます。
      軽く調べてみたところ例年NCは1.6-2.1程度だと思います。だいたいGPAが3.0-3.5くらいかなと思います。(こればかりは出願してGPAをドイツ用に変換しなければわかりません。)

      参考になれば幸いです。

    • にこ
    • 2018年 11月 07日

    めちゃくちゃ参考になる記事を
    書いていただきありがとうございます!

    ITに興味があるのですが、
    数学が高校の範囲から出来ておらず、苦手意識があります。
    数学の授業を受けずにパソコンやプログラミングと
    関われる学部はベルリン工科大学にはありますか?
    (プログラミング、イラレやフォトショ、CADなど)

    よろしくお願い致します!

      • 1color
      • 2018年 11月 08日

      コメントありがとうございます。

      結論からいうと、ベルリン工科大学にはないと思います。
      あくまでもベルリン工科大学を含む大学は、教育機関であるとともに研究機関であるということが言え、アカデミックな場所です。そういった場所では色々な分野の学問を体系的に学ぶことが求められます。(簡単にいうとプログラミングの仕方以前の動く原理みたいなものを勉強します。)IT業界の発明・発見には数学・物理の思考が多く入っているため、どの大学でも指定された数学の単位を持っていることが卒業必須事項として必要です。もちろんそれ以外にプログラミングももちろん学びますし、選択モジュールにはフォトショップを学べる授業もあります。しかし、あくまでも大学では僕の知っている限り、数学なしでIT系の学位を取ることは難しいと思います。

      しかし、大学でなければプログラミングをはじめとするIT業界で働くためのスキルを身に付けることは可能です。専門学校的なものがその代表にあげられると思います。ただ数学が必須といっても、今の所僕の所属学部で求められるのは、微分積分およびそれの延長(フーリエ変換とか)なので、そこまで難しいものではないと思います。

      参考になれば幸いです。

    • Sena
    • 2018年 11月 12日

    参考になる記事をありがとうございます。
    現在アメリカのコミュニティカレッジに在学しているのですが、ドイツの大学に編入する場合、どのような手順を取ればいいのでしょうか?また、ドイツの大学では英語のプログラムがあると聞いたのですが、それについてもご存知であれば教えていただきたいです。
    あと、出願方法について詳しく教えていただけるとありがたいです。

    質問が多くてすみません!よろしくお願いします!

      • 1color
      • 2018年 11月 13日

      コメントありがとうございます。

      英語でやる場合のお問い合わせは多くいただきますが、もう少し自身でお調べになってからコメントいただけると幸いです。特に編入に関してなら英語で調べた方が早いと思います。ただカリキュラム(単位制度)の違いや、ドイツの学部は3年で終われるので、そういった違いで少し苦労するかもしれません。

      出願方法や英語のプログラムに関しては、当ブログを読んでいただけると見つけられると思いますし、他の方も多くの記事を出しています。そちらを読んだ上で、不明なことがあればそこを明確にしてコメント・お問い合わせくださると助かります。

    • kotaro
    • 2018年 11月 15日

    貴重な情報をありがとうございます。
    来年度から、情報系の大学に通うものです。
    将来は、ベルリン工科大学などのドイツの大学でコンピューターサイエンスのマスターを取ってeu圏内で就職することを目標にしています。
    来年からの大学生活で、toefl、gpaと基本的なドイツ語に力を入れてドイツ留学を叶えたいのですが、方向性はずれていないでしょうか。
    また、他にしておいたらよいことなど指南していただけたら幸いです。

      • 1color
      • 2018年 11月 15日

      コメントありがとうございます。

      私自身、まだドイツで学部をやっていて、マスターのことや就職に関しては実体験がないのを承知で聞いていただけると幸いです。

      最終的にEU圏内で働くことが目標とすると、そこにたどり着くまでの方法はたくさんあると思います。
      もちろんkotaroさんがおっしゃっているプランも1つだと思いますし、まずは日本で大規模なシステム開発や強いスタートアップでエンジニアやプログラマおよび他の部分での実力と実務経験をつけて、こっちに移住してくる人も実際にいます。また僕のように学部から来る人もいるでしょう。人によってタイプが違いますし、向き不向きがあるので、そのプランがkotaroさんにとって最適解なのかは僕自身は判断できませんが、今kotaroさんが目指されているプランは数個ある(比較的に正攻法と言われる)方法のうちの1つであると言えると思います。

      また、大学にこれから通われるのでしたら、大学間協定などを利用して、1年か半年程度ドイツの大学に来てみると良いと思います。雰囲気がつかめて、自分が今やっていることがあっているかわかると思いますし、言語的にも学べることが多いと思います。そこで「やっぱ違ったわ!」と思うかもしれませんが、それはこっちに本格的に来る前に判断できた方が良いと思うので、ぜひ交換留学してみるのをおすすめします。

      参考になれば幸いです。

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