スイスって何語を話しているの?スイスドイツ語の話

こんにちは!

高校時代にスイスに留学していました。といういうと4割くらいの人に聞かれるのが「スイスって何語?」です。

スイスは4つ公用語があって一番ドイツ語が多いんですよね。でもそのドイツ語がドイツで話されてるドイツ語とは違う!ってのが問題なんです。

なのでそんな「スイスドイツ語」が今回のテーマです。

スイスってなに話してるの?

まず初めにスイスは何語を話す国なのかから。

案外知らない人も多いんじゃないでしょうか?私も友達などに「スイスって何語話してるの?」だとか質問してみると「スイス語?いやそんなんある?」みたいな返事も結構帰ってきます。
実はスイスって4つも公式言語があるのです。

それは、「ドイツ語」・「フランス語」・「イタリア語」・「ロマンシュ語」の4つです。日本人的な感覚からすると信じられないですが、スイスに売っている食料などの説明書きは基本的に3言語から4言語で書かれています。その中でも最も話者数が多いのが、ドイツ語です。

気になる人も多いと思う「ロマンシュ語」ですが、こちらはスイスオリジナルの言語です。現在はもうほとんど話者数がいませんが(日常生活では彼らはドイツ語かフランス語を話します。)スイスのアイデンティティとして国語に指定されている感じです。

スイスのドイツ語は何がどうドイツ語と違うの?

さてさて、タイトルにもあるように本題に入ります。
最初に言っておくと「スイスのドイツ語は本当にドイツのドイツ語とはかけ離れています。」そう、同じドイツ語を名乗っても良いかと思えるレベルで。

それには理由があります。まず基本的に、ドイツ国内でもドイツ語にはたくさんの方言があります。北部の方が比較的、正式なドイツ語を話しており、南部のミュンヘンに近づくに当たって方言が強くなっていくイメージです。スイスはミュンヘンよりも更に南に位置していますので、その法則に従って正式なドイツ語からは離れていきます。

それに加えて、スイスはドイツと比べると、アルプスがたくさんあります。アルプスと言われる大規模なものでなくても、そこらへんに小さな山があり、谷の部分に人が密集しているという感じです。昔はその山を越えて隣町に行くというのもそこまで簡単ではなかったため、いわば町1つ1つが孤立している状態でした。それが原因で、たくさんの言葉や文法に変化が加えられたというわけです。

ある言語学者によると「スイスドイツ語とドイツ語の言語的な違い」は「ドイツ語とオランダ語のそれより大きい」という研究結果もあります。それくらい文法もかけ離れているのです。

実際はどんな感じなの?

私も1年間スイスに住んでいただけでした。なのでマスターしたとは口が裂けても言えませんが、特によく使われるものを紹介したいと思います。

例えば日本語で「日本に居たんだよ。」と言いたいとします。
ドイツ語では、Ich war in Japan. です。
それがスイスドイツ語では、Ich bi in Japan gsi.です。しかも書き方も様々で、最後の「gsi」を「gsii」とiを二つにする人も見たことあります。

他にも「これ見てよ!」は
ドイツ語だと Schau es an!
でもスイスドイツ語だと lüage es aa! みたいな感じです。

もうよくわからなくなってきますよね。文法が違うということの他にも、フランス語やイタリア語の言葉が使われることもあります。Danke(ありがとう)はあまり使わず、Merciを使うところとか!もうここは本当にドイツ語圏ですかーーーーって感じです。

スイスドイツ語を聞いてみたい!

こちらドイツのyoutuberが上げている、スイスドイツ語と普通のドイツ語の比較動画です。
SDがスイスドイツ語でDが普通のドイツ語です。ドイツ人も笑っちゃってますね。そう、スイスドイツ語はドイツ人でも理解できないことが多いのです。

そのため冗談でスイス人は「俺らの言葉はドイツ人理解できないけど、こっちは普通のドイツ語も理解できるもん」と誇らしげに言ってます。

最後に

スイスドイツ語はスイス人にとってはかなり大事にされていて、ドイツ人とは違うんだ!というアイデンティティを表現する言語でもあります。学ぶのは本当に難しいですが、本当に面白い言語です。流れるような感じが普通のドイツ語より好きだったりします。こちらの指差し英会話では、スイスドイツ語も載っているので、ぜひスイスに旅行の際は使って見てください!
本当に、スイス人に喜ばれますよ!

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