海外送金するなら「安い」・「簡単」これ一択、Transferwiseのすすめ

こんにちは!cokeです。

前回はドイツでとても使いやすいオンラインバンクN26を紹介しました。

ワーホリや留学におすすめ!ドイツに住むならN26っていうオンラインバンクが圧倒的に使いやすい!

ドイツで使う銀行がN26に決定して開設もうまくいったとしましょう。しかし留学やワーホリでドイツに来ている人がいきなり収入がポンっとユーロで入って来るわけではないですよね。序盤はやはり色々とお金がかかるので、日本で貯めてあったお金や親からの仕送りである日本円をユーロに変換して使っている人がほとんどだと思います。

税金や盗難等の危険性があるため、日本でユーロに両替して現金持ち込むのはあまり理想的ではないので、通常行うのが日本の銀行からドイツの銀行にお金を送金する「海外送金」です。

でもこの海外送金、みんなが使っている日本の銀行から海外送金を行おうとすると、手数料が積み重なってむちゃくちゃ高いんです。ゆうちょ銀行やUFJ等々の大手銀行を通して海外送金もできますが、為替レート1ユーロごとに手数料が2円とか積み重なる上に、海外送金手数料とかいって2000ー5000円くらいの手数料をがっぽり取られます。それに加えて、シンガポールの銀行を経由するから中継銀行手数料ってのが取られたり、ドイツの受け取り先銀行が受け取り手数料みたいなのを取って来ることも。

むちゃくちゃ高えーわ!

ってツッコミたくなるくらい高いです。多額のお金を送るのでも手数料高いですが、特に少額送るのは考えられないくらい手数料でもってかれます。
楽天銀行等の日本のオンラインバンクはメガバンクと言われている銀行に比べれば手数料は控えめですが、それでも高い!

手数料なしの為替レートなら結構多くのユーロを得られるはずなのに、手数料でこんなに少なくなってしまうのか。。と思うと悲しくなります。学生の身分からすると、この小さな違いが結構きついです。できることならばできるだけ単純な為替レートに準じて海外送金できないかなあ、といつも思ってました。

でもね、、、それを実現するサービスがあったんです!

その名も「Transferwise(トランスファーワイズ)」

こちらは為替レートにかかる手数料をなしにして海外送金を安く行うことができるサービスです。

Transferwiseとは

TransferWiseは、為替手数料をゼロにしてオンラインで国際送金を行える画期的なサービスで、2011年にサービス開始して以来、収入先と居住先の通貨が違う人たちを中心にかなり伸びてきているサービスです。

創業者の1人にはかの有名なオンライン通話サービスSkypeの立ち上げから関わっていた、エストニア人がいます。彼がロンドンに住んでいた時に、地元であるエストニアにどうすれば手数料を取られることなく送金が可能かと考え、思いついたアイデアを知り合い間でやっていたところ、「これみんなに適用できるのでは?」となりサービス化された歴史があります。

どんなアイデアを実用化したのか、ということは次に説明しますが、正直使用する面でこの仕組みはそこまで重要じゃないので、知りたい人以外は飛ばしちゃってください。(どれくらい安くなるかとかが次に来ます!)

仕組み(知りたい人向け)

簡単に仕組みを図式化してみました。ポン!

例えば、日本からドイツの銀行に100€分送金したいとなったとしましょう。(分かりやすくるすために手数料なしで1€=100円として表示しています。)

100€はこの仮レートを採用すると、日本円で1万円ですから、1万円をTransferwiseのアプリやサイトに表示される Transferwise日本法人口座に振り込みます。

すると入金された情報がTransferwise日本法人からTransferwiseドイツ法人に伝達されます。

ドイツのTransferWiseは他のユーザーが海外送金する際に入金されたユーロから今回の100€分を割り当てて、指定の口座に振り込むことで、国際送金を実現させています。

実際には手数料が300-500円程度かかるので、日本円にして1万500円程度振り込まなければなりませんが、銀行に比べれば圧倒的に安いです。

つまりTransferwiseでは、Transferwiseユーザ間でやりとりされるお金を通貨ごとにマッチングさせている。ということになります。

一方銀行がなぜそんなに高いかというと、銀行は海外送金を行う際に中継銀行(コルレス銀行)等を介して海外送金を行うため、そこに手数料がかかってしまいます。また銀行さんたちは頭が良いので、海外送金手数料の他にも為替レートに勝手に2円程度足して、外からは簡単に見えないようにして搾取していくんです。

為替レートに勝手に2円足すってどういうことかというと、例えば現在(2017年10月5日)の円ユーロレートは1EUR=132.114234JPYで単純に考えると、約132円で1€ゲットできるということになります。しかし銀行はこのレートにも手数料をかけて134円で1€ゲットできるようにしちゃう。ってことです。

TransferWiseは銀行が手数料かけている部分を、銀行を利用した独自サービスに変えることでリアルタイムの為替レートを反映することに成功し、手数料を抑えています。

このアイデア、よくよく考えれば単純な話なのに、やってなかったサービスですよね?思いついて実用化までしてしまった人が凄すぎる。

ではどれくらい安くなるんでしょうか。

お値段比較

ここではTransferwiseとゆうちょ銀行を比べてみます。条件としては月々の生活費が700ユーロだとして今のレートで日本円がいくら必要かということを考えてみましょう。(参考までに、現在2017年10月5日のレートは1EUR=132.114234JPYです)

Transferwiseの場合

TransferWiseで簡単にリアルタイムの値段が表示されます。700€ドイツの銀行に送金しようと思うと、93,210円必要だということがすぐに分かります。うち740円はTransferwiseの手数料になります。しかし銀行と違い為替レートに手数料がかかっていない純粋なレートで計算されています。

手数料は500ポンド以下の振り込みに関しては400円、それ以上は送金金額の0.8%がかかることになっています。

※この手数料はちょくちょく変更があります。当サイトはできるだけ情報のアップデートを心がけていますが追いついていない場合もあります。なので最新の手数料のルールに関してはこちらをご覧ください。

それではゆうちょ銀行の国際送金をみてみましょう。

ゆうちょ銀行の場合

まずゆうちょ銀行で海外送金をする場合はTransferwiseのようにすぐに値段を知ることができません。

そして一件につき2500円がかかります。

噂だとゆうちょ銀行は海外送金の場合為替レートに1.5円を足しているということなので、それを考慮するとレートが1EUR=133.614234JPYになります。それでは計算。

かかる日本円は

700€ × 133.614234 + 2500 = 96029.9638円 になります。つまりゆうちょ銀行で700€現地の銀行に送る場合は日本円にして96,030円が必要だということが分かりました。

比べてみましょう

TransferWiseとゆうちょ銀行を比べてみると、その差は2820円になります。Transferewiseの方が2800円もお得に海外送金ができるんです。

2800円あればランチ3回くらいいけちゃいます。スタバでも5回行けますよね。この差は大きい。

いろんな値段で比較してみましたが、何れにしてもTransferwiseが圧倒的に安かったです。少額でも送っても良いかなと思える手数料ですし、金額が多くなってももちろん銀行送金より安いです。

登録してみよう

こんなお得で便利なサービス使わないわけにはいきません、そして登録も簡単です。

しかし注意しておかなければならないことが一つあります。

それは登録の際、本人確認書類の写真も同時に提出するのですが、そこに書かれた住所にPINコードが送付されて、それを打ち込むことでアカウントがアクティベートされる方式になっており、その際本人確認書類と共にマイナンバーも送ることになっているということです。

海外転出をするとルールではマイナンバーカードを返納しなければならないならないため、日本にいるうちにやっておく方が良いですね!

しかし、海外在住でも本人確認書類と住所確認書があればできるので、心配なく。でも外国語でやるよりは日本語で済ましておいた方が気が楽だと思います。

だんだんと日本語対応してきていて、英語ができなくても日本語だけで操作ができます。なので困ることはほぼないでしょう。

初回の登録は時間にゆとりがあるときにやっておくべき!←これ重要です。

海外送金の仕方

基本的にはウェブサイトが非常に分かりやすくしかも日本語で案内してくれるので、それに従って行けば海外送金が無事できるはずです。

順序を説明すると

  1. 金額設定
  2. 本人情報の入力
  3. 受取人の口座詳細
  4. 送金情報の確認
  5. 国内送金の情報
  6. 1日ー2日待つと届く

って感じ。重要なのは5で国内送金といって日本のTransferwiseの銀行口座に指定された金額を振り込むことです。それをできる限り早くやれば現地にお金が到着するのも早くなります。

私は日本の銀行口座としてUFJと楽天銀行を使っています。共にオンラインでログインして振込みが可能なので、オンライン上でパパッと振込んで待っていれば1日程度で届きます。(休日祝日の関係はあり)

なので日本の銀行口座を海外にいながらオンラインで気軽に扱えるサービスに登録しておくのも大事です。楽天銀行とかUFJダイレクトとかとか。。。

でも海外送金自体は決して難しくないので落ち着いて指示通りにやってください。

招待で更に安く海外送金できます!

下の招待リンクから会員登録して海外送金(年会費とか登録費も一切かかりません)してくれた方は、£500(=だいたい7万円くらい)までの送金を 手数料無料で行うことが可能です!スタバ2回分くらい安くなりますね笑

みなさんが海外送金をお得にできる代わりに、僕も3人招待したら50ポンドもらえる仕組みになっています。50ポンドは学生にとってはとても貴重で、このブログを続けていく上でもとても助かるので、ぜひ協力してくれてもいいなと思ってくれる方は、下のリンクから飛んで登録してもらえると非常に助かります。

Transferwiseで登録・海外送金する

それでは!

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