こんにちは!cokeです。
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まずこの記事を読む上で知ってもらいこと!
ドイツの場合、州によって偏りがありますが、学費は日本と比べたら圧倒的に安いことは事実です。でも大学生の卒業率は日本と比べたら圧倒的に低く、母国語で授業ができないハンデも考えると、日本人がドイツの大学を卒業するにはかなり労力を使うはずです。メリットもある分難しさもあるわけですね。
なので、こんな特権あるからドイツの大学に行こう!ってなるのではなく、「もしドイツの大学で勉強することになったらこういう美味しいこともある」てな感じで、参考にしてみてください。
学生に優しい国ドイツ
僕の体感としてはドイツは生活面において非常に学生に優しい国だと思います。それは一種お金とかあんまり考えずに「勉強しろよ!」というメッセージの裏返しかも知れませんが。。。
実際にライプツィヒで大学生をやっている人のツイートを以下に引用するとこんな感じ。
端的に言えば、
国が大学にお金出す(ドイツの大学はほぼ全て国立)→大学がPHDにお給料出す→PHDが学部生を指導する→学部生が育って最終的に国に貢献
なので、外国人でも無料で勉強できる上に、卒業後はドイツ内で就活できるVISAまで発行。— Mizuki K (@kase1219) 2017年9月15日
結構知られてることですが、「ドイツの国立大学は授業料無料」です。イギリスとかアメリカ等々、地元出身の人の授業料を安くし、外国人留学生には高額な授業料を課す傾向がありますよね。
一方、ドイツは外国人だろうが誰でも無料なので大学生世代に優しい国だと言えます。厳密に言うと登録料みたいな感じで半年で200-300€のお金がかかりますが、これは授業料でなく、手数料的な意味です。
電車・バス・トラム乗り放題
大学に所属するとセメスターチケットという電車の定期券がもらえます。例えば僕が通うベルリン工科大学を参考にすると、前述の手数料の中にその料金も含まれていて、学生証に貼り付けるステッカーみたいなものがセメスター更新ごとに送られてきます。
このセメスターチケットを持っていればベルリンのABC区域全ての地下鉄、電車、バス、トラムが乗り放題。全線自由定期みたいなものです。
ちなみに普通にベルリンの1ヶ月定期を買うと80€を超えるので、これを持ってるだけで電車にお金を払って暮らすよりもお得になってしまいます。
そのため、このセメスターチケット目当てで大学に籍だけを置いて、大学に通わず働くドイツ人もいます。こんな記事まで
ドイツの大学生は州内の電車とバスが無料。
だから入学制限を儲けてない学部に学生証のためだけに学籍登録してるドイツ人凄く多い。
Düsseldorf 大学なんかは8000人が学生証のためだけに学生してる。 pic.twitter.com/bonCUbQNJw— Genki Inaba (@genki_inaba) 2017年9月28日
これだけでも十分ですがまだまだあります。どんどん行きましょうー。
銀行保持費無料
日本ではあまり考えられませんが、ドイツで銀行を開設すると口座を保持するだけで月々お金がかかることが多いです。例をあげるとドイツでATMをよく見かけるSparkasseなどは口座手数料として月々1€〜(プランによってまちまち)を口座から引かれていくとかですね。
しかし、学生としてGirokontoを開設すると、口座保持費はかからないことが多いです。学生の為にお金がかからない仕様になっているのは嬉しいですよね。(これは語学学校の学生やausbildungの人たちにも適用されます)
しかし学生じゃなくてもオンラインバンクだと通常の利用でも手数料がかからないことも多いです。N26というオンラインバンクはとても使いやすくてよく使っています。

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UNiDAYSというのは、イギリス発祥の様々なオンラインショップで適用されるクーポンコードが発行できるサイトです。
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気になる割引クーポン内容
2017年10月7日現在、UNiDAYSを通して取得できるクーポンの数はなんと合計51つです。
一部を見せるとこんな感じ。
- Spotify, Apple Musicが月々50%Off → 自分の感覚ではSpotifyはドイツの学生の使用率も高めなのですぐにプレイリストフォローとかできておすすめ
- オンラインショップ購入でAdisas15%Off、Nike10%Off
- 独BILD紙オンライン購読有料サービス50%Off
- Dr.Martinオンラインショップ購入20%Off
- マイクロソフトストアオンライン購入15%Off
- RayBanオンラインショップ購入25%Off
全部は書きませんが、他にも女子に嬉しい化粧品のブランドや、音楽機器のブランド、旅行予約サイト大手のExpediaが運営しているHotels.com、そしてアダルトグッズオンラインショップのクーポン券などもあります。
よく使うブランドやサービスのクーポンがたくさんあって、最高です。
こんな割引が大学生というだけで使えちゃえます。
もし対象となる国の大学で正規生なり交換留学生なりで所属していて、恩恵を存分に受け取りたい方はこちらから登録してみてください。
多めの印刷も無料でできちゃう
これはドイツでしか使えないコアなサービスなのですが便利なので紹介させてもらいます。
ドイツは結構「紙社会」な部分があるので、あらゆるものをネットでダウンロードして紙で提出しろ。と指示してくるケースが結構あります。で印刷機を持っていない場合は、近所のコピーショップとかに行ったりして解決をするのですが、コンビニみたいに24時間やってるところなんてないし、大学の資料とかで大量に印刷すると値段が結構かかるっていうのもネックになります。
しかしPrintpeterというサービスはなんと無料で印刷ができてしかもポストまでそれを届けてくれるんです。
- 無料会員だと月に一回まで
- 印刷の紙下部にこのサービスのロゴが入る
- 3営業日後にポストでお届け
- 最低でも25枚最高160枚の印刷
という条件があるので、急ぎの時や正式な申請書の印刷には向いていませんが、大学とかで使う資料を大量に印刷したい時などはぴったりですよね。
これも学生だから無料で利用できます。笑
最後に
ここでは紹介していませんが、もちろん日本でもあるような美術館の割引や、Apple製品の割引などはドイツでもあります。
日本でも学割っていろんなところで使えますが、ドイツの方がその割引率というかお得感がすごいなあって感じています。まだまだ大学が始まったばかりで、今後さらに「おおーっ!学生すご!」ってなることもあるかもしれませんので、その都度追加していけたらなと思っています。
UNiDAYSに限っては、ドイツに限らずアメリカイギリスの大学に留学している人も使えますので、ぜひ機会があれば使ってみてはいかがでしょうか?