こんにちは!cokeです。
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最近世界各地で、大麻を解禁する動きが出てきて、それを使ったビジネスなんかもたくさん出てきていますよね。日本では違法ですし、かなりネガティブなイメージを抱かれている方は多いと思います。もちろん違法行為をすることはどんな事情があれダメですが、今私が住んでいるドイツや高校留学時代に滞在したスイスではどのような感覚で扱われているか気になりません?
今日はそんな話題になった大麻について、自分がヨーロッパの滞在で見た、リアルなスイス・ドイツのマリファナ事情を書いていきます。
マリファナなんて普通?
学校に通い始めて1週間が経ったくらいの頃、いつも通り出会ったばかりの言葉もまだうまく伝わらないクラスメートと学校のランチタイムがてら学校外へケバブを食べに行きました。
食べ終わった頃、他のクラスの人たちが何人か合流し、学校に戻るはずだったのですが、、、
まだ時間があったために戻り道にある緑豊かな公園に入っていくわけですね。
みんなで円状に座って談笑しているのですが、一人がジャケットのポケットからプラスチックの小袋を取り出し普通のタバコの葉をスイスフラン紙幣の上で混ぜてタバコらしきものを作っているのです。
そして、よっしゃできたーとそれに火をつけスパスパし始めたんですね。
それを隣の友達へ、彼が一口・二口と吸って、次へ、また次へ、、、
私:「これ何?」
友達A:「ウィードだよ、あー、マリファナ!試して見なよ、マリファナも植物だから大丈夫、大丈夫!むしろタバコよりヘルシーだから」
私:「お、おう、、、まじか」
友達B:「いやいや、無理に勧めるなよ、俺はあんま好きじゃないからやらないよ」
その友達の言葉を参考に、回ってきたやつを右から左へスルーしました。
こんな感じです。学校の昼休みに普通の高校生(高校生といってもスイスは高校に入ること自体が難しいため、基本的にエリートです)がこんな感じで吸ってます。当時17だった私は衝撃を受けました。
彼らにとっては特に特別だという認識はあまりなくてその後も、だいたい週に1回くらいこういうことに遭遇しました。言葉も分かるようになり、いろんな友達とSNSで繋がるとinstagramにマリファナの画像をあげてる人もいます。笑
ある時、公園に警察官2人がやってきました。
私:「おおおおおおい、やべえぞ、こんなところで共犯食らって、スイスから強制帰国そして今後ヨーロッパ出禁とかなったら本当に笑えない」と結構焦っていました。
しかし、
友達A:「こんちわー、(警官の名前)」
警官A:「よう、元気かー」
友達B:「元気ですよー」
警官A:「おお、ええなー、あんまりヤりすぎるなよー。あとそれ以上は手を出すなよー。俺らもおまえらのお世話したくないからなー」
友達たち:「はーい」
私「・・・・まじか」
こんな感じです。スイスではマリファナなんて誤解を恐れずにいうと「普通」です。そこらへんにあります。この警官が特別だったわけではなく、スイスの国全体として、マリファナはそこまで違法という認識がありません。
一応、法律で禁止されていますが、やっている人はたくさんいます。
ちなみにこんなものも売っています。
電車の駅などの自動販売機に普通にこれが売られてます。

味は、ちょっと変わった香りのする、甘めのアイスティーって感じです。飲んでも気持ち悪くなったり、ふわふわする感覚は一切ありませんでした。
ベルリンでCouchsurfingを通して滞在していた家のホスト
Couchsurfingを用いて、いろんな人のホストを渡り歩いていました。2つ目は29歳のドレッドヘアーでファンキーなドイツ人の女性の家に泊まることに。
次の日、起きようかなと思ったタイミングでちょうど彼女が「コーヒーでも飲むー?」と部屋に入ってきました。
片手には火をつけたマリファナです。スイスでもう耐性が付いていたため、全く問題ありませんでしたが、朝からやってます。
さらに驚くことは、彼女は部屋でたくさんの大麻を栽培していたことです。どうやらバレなきゃ大丈夫っぽい。。彼女はどうやら、全て私用目的での栽培で商売してないからノープロブレムーといっています。
(ちなみに、彼女は29歳ですが、大学で教育学を勉強しながら夜はクラブのバーで働いている人です。)
他にもベルリンではクラブでよくマリファナの匂いが鼻に付くことも多かったです。
日本と全く認識が異なることが分かりますよね、、
さいごに
この記事はスイス・ドイツの現状をリアルに伝えたいと思ってこの記事を書きました。
また、マリファナがある場所には、どこの国でも禁止されて重い刑が課せられるようなマリファナより断然上の危険なドラッグがある場合が多いことも事実です。
どんな匂いがするか知っているだけでも自分の身を守る一つの方法になるかと思います。