仮想通貨を使って日本からドイツにお金を送金してみた


こんにちは!cokeです。

昨年の12月くらいから仮想通貨、一般の人にも投機対象として認知されて、興味がある人も多いのではないでしょうか?最近はcoincheckの資金流出問題で大きく報道されていますが。。。汗

僕は今より仮想通貨が盛り上がるちょっと前の段階から仮想通貨に少しばかり(学生ですので)お金を入れていましたが、仮想通貨で支払いをしたこともないし、それを使ったことがなかったんですよね。(住んでいるベルリンにはビットコインで支払いができるバーがあるみたいなので、そのうち行ってみようかな)

今回はその仮想通貨を使って日本からドイツにお金を送金してみました。

どのようにして送金を行ったのか?そして、送金についてのレビューをしてみたいと思います。

現段階での海外送金事情

どこで生活するにしても「お金」は欠かせません。で海外に移住や留学してすぐの時なんかは、やっぱり母国通貨である日本円を両替して現地で生活している人がほとんどだと思います。

そこで海外送金をすると思うのですが、主に銀行送金ですよね。と言うことで仮想通貨で送金した時との違いを比べられるようにまずは現行メジャーである海外送金事情について。

大手の銀行なんかは海外送金サービスやっていますが、手数料がそもそも3000-5000円程度、そして海外中継銀行手数料とかよくわらない手数料も取られることがあります。そして両替する時のレートにも手数料が含まれていますね。

送金から着金までに基本的には1−3日間かかり、そして基本的には週末は銀行やっていないので、運が悪いともう少し伸びます。

送るときにたくさんのお金がかかっちゃうのが残念なところ。その分信用はあります。そのネックでもある「お金」の部分がかなり節約できるTransferwiseなどのサービスも最近出てきていますが、年末年始日本の銀行がしまっていているときにちょっと送金しなければならない事態があり、少し困りました。

あ、でもこのTransferwiseは今まで相当使ってるし、かなり使い安くて良いサービスです。仮想通貨怖いよって言う人はこちらもお勧めできます。

海外送金するなら「安い」・「簡単」これ一択、Transferwiseのすすめ

現行の海外送金はこんな感じですかね。

どうやって仮想通貨を送金するのか

それでは本題。仮想通貨をダイレクトで現金としてカードでおろせるキャッシュカードなどもあったりしますが、それを利用できる場所がそもそもあまりないと言うことで、今回はこの手順をとりました。

  1. 日本円で仮想通貨を買う。
  2. その仮想通貨を海外のウォレットに送る。
  3. 海外のウォレットからドイツの自身の銀行に出金する。

この3段階のステップでやっていきました。それでは順に見ていきましょう。

1. 日本円で仮想通貨を買う。

まずは仮想通貨を買わなければなりません。どの取引所でも実際は良いのですが、日本円がサポートされてないことがほとんどなので日本の取引所がお勧めです。

現在僕が使ってるのはbitbankです。bitbankはいまのところ特に大きなトラブルもなくデザインも好きなので使っています。

ここで、自分が好きな通貨を選んで買えば良いのですが、現段階でドイツで出金申請できるウォレットで扱っている通貨を買わなければ手間が増えてしまいます。王道のBTCやETHがベターです。BTCよりETHの方が送金時間が早いです。rippleはいつでも早いのですが、現段階で使える取引所が限られているので、基軸となっていうコインを買うことが重要です。

今回は、テストの意味も込めて5000円分の日本円を送金したいと思います。ちなみにユーロ換算すると36,516€です。

手数料を抑えるために、bitbankでビットコインを5000円分購入したのち、そのビットコイン全てでイーサリアムを購入して、イーサリアムを購入します。(5004円分の購入となってしまいました)

2. ドイツのウォレットに日本で買った仮想通貨を送る

日本で買ったコインを今度はドイツの銀行に出金が可能な国外のウォレットに送付します。

今回僕が使ったウォレットは、Spectrocoinというウォレットです。最近Bankeraという大型ICOで使われる新仮想通貨BNKが買える取引所として登録者をどんどん伸ばしている、リトアニアに本拠地ををおくヨーロッパで使いやすいウォレットです。

ドイツの取引所でbitcoin.deというところがあり、そこはFidor bankというオンラインバンクと提携して、ほぼダイレクトでビットコインの購入・出金ができるので魅力的だったのですが、登録者数が増えすぎて認証までに3週間くらいかかるということを聞いたので、順番待ちしつつ今回はspectrocoinを選択しました。

Spectrocoinに表示されるウォレットアドレスをbitbankウォレットに入力し、送付数を決めて送信します。今回は変換したイーサリアム全てを送ります。(spectrocoinでこのreceiveをクリックするとアドレスが表示されます)

※注意※
ここでアドレスを入力ミスしてしまうと、コインの紛失または取り返すのに時間がかかったりしちゃいますので、ミスしないようにしましょう。海外送金でいうIBANを間違えて入力するようなもんですので。

大体10分くらいでspectrocoin上で送付したコインの受け取りが確認できました。

3. 海外のウォレットからドイツの自身の銀行に出金する。

spectrocoinにすでに日本で購入したコインが届いたのでそれをドイツの自身の銀行口座に出金します。 出金はユーロですので、届いたコインを売ってユーロに換金します。届いたコインのページで[Sell]を選択することで数量を指定して売買が可能です。

ユーロに変換したら今度は銀行に振り込みます。

withdrawを選択すると、送金・出金の一覧が表示されるので、[withdraw to bank]を選択します。

 

ここに送金したい金額、そしてAccount numberのところにIBANを打ち込みます。SEPAというヨーロッパの銀行間サービスに加入している銀行でしたらどこでも大丈夫です。

私はドイツのオンラインバンクN26を使っています。

ワーホリや留学におすすめ!ドイツに住むならN26っていうオンラインバンクが圧倒的に使いやすい!

出金申請をしたら待ちましょう。平日の夜22時に出金申請をしたところ、次の日の朝にオンラインバンクにて入金が確認されました。

これにて完了です。

次のページでは手数料や使って感じたメリットデメリットをまとめます。

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