ベルリンで家探しをするのはすごくハードだった話。

こんにちは!cokeです。

12月に短期で借りていたWG(シェアハウス)は退去しなければならなかっため、11月はもっぱら家探しに翻弄されて、心身共にかなり消耗しました、、。

今回はそんなベルリン家探しについて記録を残しておきます。

現在のベルリン住宅事情

現在ベルリンは流入する人々に対して住宅の数が足りておらず、それにより価格も(以前に比べたら)かなり高騰しています。それでもミュンヘンやデュッセルドルフに比べたら、家の空き自体はあるのかな。っていうのが個人的な印象です。しかし少し前まで英語でも日本語でもいろんな人が発信していた、「ベルリンは家賃が安いよ!」という情報をみてベルリンにやってきた人たちが許容できる家賃で住める場所が足りていないということです。

要は学生でシェアハウスをしたり社会人で一人暮らしをしたい層が住める価格帯の競争率が高いんですね。←この層にもろ被り

(お金を多く払えばある程度ちゃんとした場所は見つかります。)

2015年くらいまでの情報では200€でWGの部屋が見つかり、2部屋一人(カップル)暮らし用の家も400€以内で全然見つかっちゃう水準だったそうですが、それはとっくに終わっています。

私は学生なので、月250€くらいの学生寮に入る資格はありますが、それを管轄するStudentwerk(学生管理局的なもの)で学生寮を探しても最低待ち時間が1セメスター(6ヶ月)からです。

最悪Studentwerkに泣きつけば、予備に確保している部屋をもらえることもあるそうですが、今まで訪れたことのある学生寮の雰囲気は個人的にあまり望んでいるものではありませんでした。価格は魅力的ですが、ちょっと合わないなと思ったのが本心です。

そうなると学生はWGに住むことを考えます。WGは基本的にすでに住んでいる・契約している家にUntermieteとして契約することが多く、いちいち不動産に契約する必要がない場合が多いので、収入のない学生には比較的やりやすい方法です。

しかし現在ベルリンでWGを探すのもなかなか一苦労で、WG探しの定番であるWG-gesucht.deにそれなりに説明を書いて、写真付きで募集をすると連絡が100件は普通にくるそうです。(11月末まで住んでいたWGに住んでいる同居人が言ってました。)

圧倒的に募集者有利の傾向にあるので、まず返信をもらえる確率が低くなり、他のドイツ人や外国人とその部屋の枠を争うことになるので、苦労している人が多いです。ドイツ人でもかなり苦労しています。

最近の相場ではほとんど350€以下の部屋はなく、ベターなラインで400-550€と言ったところでしょうか。ちなみに都市部から離れれば300くらいで見つかることはあります。すごく頑張れば350€以下で住める場所もあるのですが、それはそこに古くから住んでるから大家も値段をあげられずにいるラッキーな物件か、何かしら問題がある物件の場合もあります。これでもまだまだミュンヘンや西のほうの都市、そして他西ヨーロッパ諸国の首都の基準からすれば高くないですよね。しかし、ここ数年での家賃の高騰は他にないものがあります。

なぜWGではなく、家を1から探すことに至ったのか

9月にベルリンにきてから11月末までベルリンでは期限付きでドイツ人とWGに住んでいましたし、その前ライプツィヒに住んでいた時もドイツ人とフィンランド人留学生とWGで生活したため、当初は12月からも長期のWGを探して住む予定でした。

というのもなんだかんだWGを探すのは得意、というかそこまで問題を感じずにこれまで契約できていたため、今回も多少は苦労するかもしれないけれどなんだかんだ見つかるだろうと思っていたのです。

ちょっとやり方を工夫していたからなのですが、それはまた別の記事で紹介したいと思います。

そんな感じで気持ちに余裕を持ちつつ10月後半からWGを探し始めました。そのことは他の大学の友達にも話していました。すると、いつも一緒にいる大学の友人の一人(ドイツ人)もできるだけ早く引っ越せる場所を探しているということで、周りの友人も

「一緒に探せば良いじゃん、そしてWG作れば良いじゃん」

「そうすれば私たちの学科の溜まり場になれるね笑」

と話が盛り上がり、彼もいいじゃんと思ってくれたので、一緒に探すことになったのです。

学生ビザをすでに4年もらえていて長く住める場所を探していた自分にとっては悪くない、そして知らない人より知ってる人と住めるのは楽かな。と思い一緒に探すことにしました。

これが家を1から探すということになった理由です。

家探しを始めた

さてさてそんなこんなで2人での家探しが始まりました。

2人で最初に話し合い条件を決めました。それがこんな感じです。

  • 2つの独立した部屋・キッチン・トイレ&シャワー(できれば浴槽も)がある。3つ部屋があればもう一人同居人を募集する。
  • TUとFUという2つの大学に行く必要があるため、どちらの大学にも40分以内で行ける場所。
  • 家賃はwarmmiete(暖房・温水込みの家賃)で700€以下3人なら1050以下(1人350€以下)

こんな感じです。

2人か3人のWGを作ろうと決め、探し始めました。

immobilien scout24というのとimmoweltにアカウント登録をして検索条件を設定し、時々studenten-wg.deebay kleineanzeigenを見ながら探すという方法をとりました。

検索条件に引っかかる物件が出てくると、アプリ経由で通知が来るのですぐにその物件の情報見て良いと思えば「内見の日時を設けてもらえないか」というメールを送っていきます。

多くは不動産会社が掲示しているので、個人の募集者が多いWGよりも返信率が上がってる気がしました。内見の日にちをもらえたらその時間に合わせて、大学の授業の間や授業後、及び週末を使い内見に行きます。

そこで再度条件等を確認して問題なければ、指定された書類をメールまたは手渡しで渡します。

多くの物件への応募で出したものは

  • 応募フォーム(不動産会社によって指定フォームがあり)
  • SCHUFA Auskunft (信頼度チェックのようなもの、これまで未払いがないかとかを銀行等に問い合わせて発行されます。)
  • 自分たちの紹介用紙(必須ではないですが、いつも出しておきました。受験でいう出願志願書みたいなもんです)
  • Einkommennachweis/Bescheinigung der Finanzialunterstützung (収入証明または、両親からの仕送り証明書、学生ながら少しは稼いでますが、安定していないし、足りない))
  • パスポートのコピー(ビザ付き)
  • 両親の収入証明書(大使館で作った、経費負担証明書)

です。

不動産屋がその書類を審査し、選ばれた人が晴れて部屋を借りられる権利を得られるという流れです。

ぶち当たった2つの壁

初めてすぐに、かなり良い条件の不動産を見つけることができました。あまり利用者がいないサイトで運良く発見しコンタクトをとった物件で、家賃がちょっと高いことと、都市部からちょっと離れていること(大学は比較的近い)を除けばパーフェクトの物件でした。しかも先着順で僕たちが一番乗りだったので、契約したい!といえば即契約という条件付き。しかし、この立地ならもう少し値段安くできるよね、と考えた私達はその物件を蹴って、さらに探し始めました。これが苦しみの始まりです。

案外順調ジャーンと調子に乗っていましたが、そんな現実甘くないことを思い知ります。

次の内見は大手immobilienscout 24で見つけた物件でした。当日内見に行ってみると、建物の前に50人くらい集まっています。そう、彼ら全員内見に来た人でした。3人家族から、カップル、僕たちと同じような学生まで様々です。

こんなに応募者がいると勝ち目はありません。なぜなら学生は安定した収入がないからです。仮に親から支援を受けているという書類を持っていても、仕事をちゃんとして、一定の収入を個人で稼げる人と比べられたら勝負になりません。
WGは大家・同居人が気にいるかどうかが重要ですが、1から物件契約は当たり前ですが、ちゃんと支払いができるかということが重要視されます。

そんな感じで応募をしてみるが断られるということが続きます。

ついでに、いろんな家を見て行くうちにある事実にも気づいてきます。

それは2or3部屋の物件は全てが全てWGに適している訳ではないってことです。どういうことかというと、2部屋の物件でもDurchgangzimmerというどこかの部屋に行くためにはその部屋を通らなければいけない部屋が、結構な確率で存在しているからです。

イメージで挙げるならこんな感じ。

 

これは家族やカップルなら問題ないかもですが、友人と住む場合は、どんな仲が良くてもその部屋には住みたくないですよね。自分の部屋行くたびに、同居人に部屋を通られるのはちょっときついです。

物件の断面図も上がってない場合があり、内見行ってみると

「Durchgangzimmerあるじゃん、はい帰りましょう、1時間無駄になったー。」

なんてことも少なくありませんでした。(事前に不動産会社で確認すれば?というツッコミが入りそうですが、説明欄に、質問がある場合は内見でお願いします。それ以外の問い合わせは返事をしません。と書かれているものも多いです。それくらい問い合わせ量が多すぎて掲載者側もいっぱいいっぱいなのです。)

そうして11月中旬を迎えると、徐々に焦ってきます。いろんなところにメッセージ送りすぎてしかも内見の日時の返事が来る頃には、掲示ページが削除されている(新規の人からの連絡を受け付けないために)場合が多いので、どの家かわからない。。。ということが頻繁に起き始めます。

次住める家がないっていうのは大きなストレスです。大学も課題の質が徐々に上がってきたことも伴い、精神的にきつい時期が到来しました。

そこで希望が

学生を募集しているWG向き物件がありました。立地もバッチリで、値段も良い!そして不動産を管理している人が、最初のメールの印象で内見に呼ぶか、呼ばないか判断していたので、内見に呼ばれた時点で計3組(50人以上から連絡があったみたい)、結果的に応募時点では僕たちペアかドイツ人女子学生2人組(内見時に両親の同伴付き)の一騎打ちに。

やっぱ両親の同伴は信頼という面では強いものがあり、結果その2択からは選ばれませんでした。

不動産を管理している人は、とても優しく接してくれてましたし、もしかしたら。。。!と思っていたので、この結果は相当きつかったです。

鬼のように物件を探す

もう11月も後半に差し掛かり、追い込まれてきました。それまででもちゃんと探していたのですが、結果が全然出なかったので危機感と悔しさで、狂ったようにネット上で物件を探し始めました。

最悪見つからなくても友達の家に泊めてもらうか、比較的見つけやすい短期のWGで間を繋ぐという方法も同時に考えていましたが、大学行きながら友達の家に寝泊まりするのは、集中できないし、何よりその友達にも迷惑がかかります。頻繁に住む場所を変えるのも色々落ち着きません。

なので本当にしらみつぶしに物件を見ていきました。

その頃くらいから、周りの人たちもちょっと心配して、FBや大学の掲示板で何かを見つけるたびに、リンクや写真を送ってくれましたが、それさえも全てチェック済っていうくらいその期間の物件を探し続けてました。

ここまでいろんな物件見てるとだいたい、内見に行く価値があるものかないものかということがわかって来るので、これだ!と思うものにのみ連絡して行けるようになりました。このころは、電話番号が記載されていれば即電話、記載されていなくてもネットで調べて電話してました。(電話は話が早く進みますし、印象を与えることができます)

ようやく見つかる

必死で探し続けていると、3件くらい電話の時から反応が良い物件がありました。

その1つは、内見の予定が水曜日の13時という、仕事をしている人には厳しめの時間帯でしたのでチャンスだと見て、大学の授業を途中で切り上げて向かいました。案の定内見は5組程度しかいないという状況で、部屋の状態もなかなかよかったのですぐに応募することに。

その夜には、「大学の学籍登録証明書」を追加で送ってくれ、と連絡がきて、後日正式にその物件を獲得することができました。

少し部屋が狭いということとキッチンなどを自分たちで作らないといけないということを除いて、条件に十分当てはまる家をゲットすることができました。値段もwarmmieteが640€でプラスインターネット20€と電気代約50€で条件をクリア。S-Bahn, U-Bahnがある大きい駅から徒歩8分で静かな場所、TUまで30分、FUまで40分と問題なし。

もちろん条件的にはこれより良い物件があったのは事実ですが、あっても契約を勝ち取ることは非常に難しいです。場所的に値段は平均か平均程度ですし、なかなか頑張った方ではないかなと。(個人的にはバルコニーが欲しかった笑)

疲れましたがなんとか見つかってよかったです。

これでひとまず家探しは終了し、大学やその他、ちょっとした仕事に集中できそうです。これからが楽しみです。

やっぱ家探しは難しい

ベルリンでの家探しは想像を超えて難しかったです。

一緒に探していた友人がドイツ人であったことも重なりなんとか見つけることができましたが、「学生+外国人+ドイツ語喋れない」となるとかなり契約を勝ち取るのは難しいのではないかと感じました。

学生として長期でベルリンに住む場合は、すぐにStudentwerkの学生寮の待ち予約に登録しておいてそれまでの期間を短期WGで補う、という形がベターな選択なのかなと思います。

それでは良い家探しを!

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