こんにちは!cokeです。
Follow @color1one

ちょうど一年前の記事ですが、ベルリンで家探しをして苦労した様子をブログに書いたところ、それなりの人にシェアされて、家探し関連で問い合わせがくることもしばしばあります。
そしてちょうど最近、Twitter上でベルリンの家探しには内見に300人もの人がきてカオス!といったツイートが拡散されて、それに関するテーマで賑わっていました。
ということで、今回は自信の経験や友人の経験を参考に、ベルリンもしくはドイツ国内で家を探すときに工夫できるポイントを紹介したいと思います。
※注意!
この記事は、このようにすれば少なくとも見つけられる可能性が高まるよ。ということをだけで、これやったら100%家が見つかる訳ではありません。現在のベルリンやドイツの大都市での家探しは大変難しくなっています。それを考慮の上で参考にしてくださると幸いです。
詐欺も多いので、しっかり確認してからお金振り込んだりしてくださいね!
データで見る現状
こちらを見ていただければわかるのですが、ベルリンは世界でもトップで物件価格が上昇している都市です。
というか1・7・8・10位ドイツですね。ドイツの家賃相場は上がっていると言えます。以前まで言われていた激安!ではすでになくなっているのが現状です。
家賃がなんで上がるのかと言われれば簡単な話、需要がものすごいからです。ベルリンがテック業界やフリーランス・アーティスト界隈など色々な分野で取り上げられて、かつイギリスのBrexitとか難民問題も重なっていろんな人がベルリンに押し寄せた結果、深刻な住居不足になっています。
拡散されたツイートの内容も決して大げさではなくて、自分が一年前家探しをするときでも、内見するだけで長蛇の列で50分とか待ったりしましたし、日時指定されてその家のある通りに出たら家の前の道路に人だかりができていて、すぐに内見場所が分かるってことが普通に起こるレベルです。
僕は今一緒に住んでいる同居人(ドイツ人青年)と一緒に分離2人部屋+キッチン+バスルームの物件をなんとか見つけたその体験談から、少しでもアドバイスできれば良いと思って、この記事を書き始めました。
まず家を見つける確率をものすごく上げる方法を紹介するよ
いやいやあれだけ難しいとか言っておいて、すぐに確率上げられる方法あるんかい!早く教えろよ!ってツッコミ入れたくなるかもしれませんが、そんなみなさんに現実を伝えましょう。
家を見つける確率を劇的に上げる方法は「お金をたくさん払うことです」。お金払えば競争率低くなるって、当たり前な話なんですが、ベルリンに来るひと(別に日本人とかだけではなくて一般的に)ベルリンに来た理由の1つに「家賃が比較的安いから」というのがあるんですね。
僕もそんな考えが少しあった人ですが、安い値段の競争率は半端ないです。そういう考えを持って来ている人が多いので、割高の物件になると、みんなこれはちげえって応募さえしないので競争率がグッと下がるんですね。(それでも簡単ではないと思いますよ)
とりあえずベルリンにきて住む場所を見つけるなら最初は我慢して、割高な家賃を払って生活するのは一つの有効な戦略だと思います。
とてもグレーなところではありますが、手取り金を払って内見日を早めにしてもらって契約をその日にする。という賄賂まがりのパワープレーをしてしまうツワモノもいるとかいないとか風の噂で聞いたりします。笑
でもそれができるのってやっぱ「お金持ってる」からなんですよね。なのでお金持ってれば家見つかります。見つかるとは断言できなくても見つかる確率は上がるでしょう。
普通の価格帯の家に応募するときは「収入証明」がしっかりできないと、まず無理だと思ってください。仮に自分が大家さんだとして、大量の応募者の中から人を選ばなければならないとします。他にいろんな人がいる中、誰が収入証明をできない人を選ぶでしょうか?会社に勤めて、会社からのオフィシャルな給与明細とかの方が有利とか聞いたことはあります。
誰でもできそうなこと
いやお金持ってるなら最初からそうするわい!ってキレられてそうなので、ここからは自分次第でできる方法を上げさせていただきます。あとはお金稼げない学生とかに向けて。
Twitterで呟いたこととそこまで代わりないんですが、思いつく限りのことを上げさせていただくと、
- やはり収入証明は多かれ少なかれ必須。最悪本人のではなくても両親のものでも受け付けてもらえる。けどやっぱ本人のが良い!学生であるってことをちゃんと説明すれば理解してくれる大家さん・不動産もいるかも?
- ベルリンにいる知人・友人たちに家を探しているってことを言いふらして情報を募る(友達の友達が次の借り手を探していることもあり!友達の友達ってだけで信頼度全然違います笑)
- オンラインで探すのはほぼ不可能!ベルリンに来て/滞在して、内見に行く!(これは住んだ後の時にも実際に目で見て確認できた方がよし!)
- 内見の際に、必要な書類を全て揃えてその場で笑顔で提出する!笑顔は大事!(笑顔は世界を幸せにする!)
- もちろんその書類はドイツ語!(稀に英語の場合もあるので、どっちも用意するのが可能)ドイツってメインドイツ語話されてますからね。
- ドイツ語で探す!(ドイツ語が国語なので、情報ももちろんドイツ語!)
- ドイツ語できなければドイツ語できる人/ドイツ人に助けを求める。(人との繋がりまじで大事!)
- とにかくたくさんの物件に当たる。数打ちゃ当たる戦法。
- 常に複数の不動産サイトを1時間おきとかにチェックする。(物によってはまじで30分とかで非公開になることもある!)
こんな感じになります。
厳しいこと言っちゃいますが、ある程度の語学力がないと厳しいものがありました。なので言語勉強して、友達作ってやるのがもっとも良い方法だと思います。
おまけ
ここまで読んでくれてありがとうございます。
ここまでちゃんと読んでくれた人のためにひょっとしたら使える情報を。
それは「内見の日時が平日昼間なら頑張って仕事のスケジュールずらしてでも行く!」ってことです。
平日昼間って仕事している人は難しいですよね。それはみんな同じなので、そこを頑張って行くと競争率が下がって見つける可能性が高くなるかもしれません。
逆にいうと、(稼いでいる)人が来れるような休日は、基本的にノーチャンスだと思ってあえて行かずに書類の準備や他の内見に備えることも良い方法だと思います。
最後に
こんな感じで、絶対成功する方法!なんてものはありません。でもここで上げたことを忠実にやっていれば、やらないより家が見つかる確率は上がるでしょう。
全部やるのは難しいと思うので、自分なりにこれは絶対役に立つ!というところからピックアップしていって、家探し頑張っていただけたらなと思います。
むちゃくちゃ苦労するのは十分承知なので、ここで知ったことを使って無事家を見つけられることができたら飛んで喜びます。
それでは!
初めまして。私は高校を卒業し、浪人しているのですが、ドイツの大学に行きたい気持ちが強く、交換留学ではなく日本の大学には入学せず、正規留学をしたいと考えています。(両親と協議中ですが…)
高校卒業者はセンター試験の結果も必要ですが、大学側が求める科目をもし受験していなかった場合、来年もう一度受験することとなると思います。その場合、入学資格はまだない状態となりますが、DSHやDaFは受験可能なのでしょうか?
もし御存じであれば教えていただけると幸いです。
入学許可があるかを判断する場所とDSHやTestDafを運営している場所は全く別の機関なため、自由にドイツ語のテストは受験できると思います。
参考になれば幸いです。
返信ありがとうございます。
そうなんですね!安心しました。
ドイツ語の勉強がんばります。
ブログ楽しみにしています!